マインフルネス認知療法で、行ったり来たりを繰り返しに練習してると、人間って無意識に突拍子もないことを考えているなと…。
妻と映画を見に行った時のこと、トムクルーズの映画を観に行った。椅子に座って映画を見ている時、今まではそれを見ただけでもう終わり…、ハリウッドには勝てないな…とか、これはアメリカだからできる何で日本ではできないんだ、日本では許可がおりない、それができない僕はダメだ、この撮り方は~で、あぁやっぱり日本では無理だな~、自分はプロとしてできないことばかりだ…どうにかしたいでもできないという自分が置かれている環境に不満が溢れていました。と職業観で観ていたことに気がついたんです。
それは、同時に、不思議なことなんですけれど、久しぶりに映画を楽しんでいる自分を発見したからです。マインドフルネスを始めてから、埋らない溝に対しての溢れてくる劣等感との間に距離ができている感じです。したことは、単純に認めてみる、それで、おしまい。今までは、それを見ただけでもう終わりなんです。その違いに驚きました。またこんな考えも出てきました。昔みたいにうじうじ思っても生産的じゃないなと…、それができない僕たちはダメだという事を思う必要はないんだなと…、でもこれも考えていることになるんでしょうね…。
帰りに妻に映画を見た感想と気づいたことを話すと、日本で取ればいいじゃないと返事が返ってきた、僕は今の日本では取れないんだよと考えが浮かんだけど、不快な感情は出てこなかった。ただ、そう思っているんだって…。
TS認知行動療法センター
三鷹マインドフルネス・ラボ
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